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きょうはいのみつぎ

狂悖の三次

作曲 狐弐 歌詞 お優美

 

町の灯りのみな消える頃

闇に紛れてその姿

 

静まったはずの町には

歯の鳴るその音 首鳴るその音

獲物求め 彷徨う刃

見付けた先の 喜びたるや

 

狂悖暴戻 傍若無人

神出鬼没に 挙動は不審

視点も合わず 何かを探す

生きる術でも 死ぬ術でもなし

真っ赤に染まれ どうせ黒だが

痛み苦しみなど とうに知らぬ

ただひたすらに 虫螻の群

邪魔すりゃあ消して 強いのどれだ

 

またも得ず

 

夜は更に 深く深くと

耳を劈く 静けさよ

覚えているか 思い出せない

覆い尽くす 憂き世の憎さに

 

狂悖暴戻 傍若無人

神出鬼没に 挙動は不審

視点も合わず 何かを探す

生きる術でも 死ぬ術でもなし

真っ赤に染まれ どうせ黒だが

痛み苦しみなど とうに知らぬ

ただひたすらに 虫螻の群

邪魔すりゃあ消して 強いのどれだ

 

何も見えぬ

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