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​ようとうくろつばき

妖刀黒椿

作曲 狐弐 歌詞 お優美

 

鈍い色した その赤 ひらり

底無しの艶放つ、は 黒椿

修シュ羅修羅修羅修羅修々修羅修々々

やたら五月蠅い 静寂の穴

 

手招く 無数の声

喉が乾いて毒リと波を打つ

 

闇に紛れて 一筋 ちらり

最早その主、知る術は無し

 

僅かに笑みを浮かべ

腹を空かして腹裂く時を待つ

 

斬って 斬って 打って 裂いて 色づく ツバキ

散った 花弁 獄リ 鉄を吸い出す

もっと 舞って 一面に、赤・バラ撒いて

動だった静 染みて また破(や)って 飲んで

 

黒い水面(みなも)に赤を

黒い水面(みなも)に赤を

黒い水面(みなも)に赤を

黒い水面(みなも)に赤を

 

もっと 吸って 吸い込んで 管(くだ)を巡って

もっと 吸って 飲み込んで 管巡らせて

 

赤・赤・赤・赤・赤・赤・赤・赤・赤・赤

 

斬って 斬って 打って 裂いて 色づく ツバキ

散った 花弁 獄リ 鉄を吸い出す

もっと 舞って 一面に、赤・バラ撒いて

動だった静 染みて また破って 飲んで

 

嗚呼

刃向かいこちら 手の鳴る方へ

 

血が欲しい 赤が欲しい 黒に染められ

血が欲しい 赤が欲しい 黒に染められ

血が欲しい 赤が欲しい 黒に染められ

血が欲しい 赤が欲しい 血が、血が、血を、血を、

 

嗚呼

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