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​ぼだいじのべにゆき

菩廼寺の紅雪

作曲 狐弐、お優美 歌詞 お優美

 

今年も春は 何も知らぬ顔で訪れて 

愛し貴方の記憶をまた 鮮やかに染める 

 

貴方と歩く花見の参道 

貴方が残した「生きろ」の三文字 

 

今年もまた咲く紅雪は まるであの日のままで 

髪に乗った花弁摘む 優しい指がないだけ 

 

あと何回 

もう何回 

 

今年が散れば 来年が咲いて 

命が散れば 咲くのは記憶 

 

花が散れば貴方を想い 花が咲けば貴方を想い 

今年もまたこの菩廼寺は 変わらぬまま此処に在るのに 

咲き乱れる昔のままの景色に ただ貴方が居ない 

何度花を見送れば 貴方に会えるのでしょうか 

 

あと何回 

もう何回

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