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なまなりおりん

生成りお凛

作曲 狐弐 歌詞 お優美

 

待てど暮らせど来られぬ

庭の牡丹がまた落ちる

 

貴方は言った 「迎えに行く」 と

信じて待っていた

 

耳に残った愛し声

高いか低いか定かでない

 

貴方は言った 「愛している」 と

言った…

 

何故、何故、何故、何故、何故、

ああああああアア

 

愛している貴方が憎い

良い様に騙していたのか

心の中で嘲笑って

必要な時だけ求め

体を貪り尽くして

そそくさと女の所へ

 

「愛している」 だと

その口掻き切ってやろうか、

 

笑っているお前が憎い

一人だけ幸せになって

逃げ切れるとでも思うか

死ぬまで呪ってやるから

せいぜい墓石でも磨いて

女と念仏唱えな

 

あな悲しや あな憎しや

あな苦しや あな憎しや

あな悲しや あな憎しや

あな苦しや あな憎しや

 

さらば我が身

鬼に成り行く

さらば心

ああアアアアアア

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