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​ひゃっきやこう

百鬼夜行

作曲 狐弐 歌詞 お優美

 

妖しく燃えてゆらゆら 行く道照らす狐火

顔は忘れて来たのさ いたずらなのっぺらぼう

白い肌に細い指 凍る吐息雪女

丸い大きな眼で ぎょろり一つ目小僧

 

夜が来たら 宴の時間

 

さあさあお出まし百鬼夜行

人間の住む世界と異界の間

ゲラゲラ笑い踊れ魑魅魍魎

九十九神も陽気に詠う

 

可愛い声で手招き 二足歩行の猫又

一本足で跳ねるよ 気侭な唐傘お化け

黒い羽に青い顔 空を飛ぶ烏天狗

遠くまで見渡せるわ にょろり伸びるろくろ首

 

朝が来るまで 宴の時間

 

二つのお口で二口女

重たい頭のぬらりひょん

酒呑み頭領酒呑童子

その酒皿に注いで緑の河童

 

この世に生きるは我々だから

あの世に生きるが人間だろう

そんなに押すなよ時間はあるさ

生きても死ぬ事ぁないんだから

 

朝が来たら眠りにつき

夜が来たら目を覚まして

歌え騒げ百鬼夜行

妖怪達が集う宴

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