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​ひときりぜんべえ

人斬り禅兵衛

作曲 狐弐 歌詞 お優美

 

長屋に住んでる禅兵衛は 家も格好もボロボロで 

破れた畳に横になり 真っ昼間から酒浴びる 

ようやく出て来たと思えば 大欠伸をして釣りに行く 

振った釣糸が絡まって 落ちたついでに水浴びさ 

 

嗚呼 禅兵衛だ だらしのない無精髭 

明日は明日の風が吹くんだと 

 

自由気侭な禅兵衛に 子供はこぞってついて行く 

普通じゃないからあいつはなんだか面白い 

その日暮らしの禅兵衛は 何故だか子供にゃ好かれてる 

あいつと居れば毎日何かある 

 

なあなあ知ってるか? 

皆が知ってるさ 

あいつは本当は 

天下の人斬り禅兵衛さ 

 

嗚呼 禅兵衛は 悪党斬りが生業さ 

村の平穏は いつもあいつが守っているのさ 

 

自由気侭な禅兵衛は 本当は武芸の達人さ 

俺もお前もあいつが居たから生きている

 

嫁ももらえぬ禅兵衛は 本当は皆に好かれてる 

裏の稼業も皆承知で好いている 

 

長屋に住んでる禅兵衛は 家も格好もボロボロで 

酒と釣りが嫁なのさ 

 

陽気で気侭な禅兵衛は 本当は人斬り禅兵衛さ 

村を守ってくれてる守護神さ 

 

ボロボロの

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