top of page
あかまちえんじょう
亜寡町炎上
作曲 狐弐 歌詞 お優美
色鮮やかに着飾った女が笑う
下品な目線で銭を握らす男と
傍で揉み手の鼠
なんと醜い光景だろうか 嗚呼
悪政の果て
艶かしく舞い乱れる女が笑う
その筋を一筋折れれば民が飢えている
天罰下せ
今だ 下せ!
我等天狗党
火の粉を舞わす羽団扇
東燃やせ 西を燃やせ
銭を返せ 命返せ
繁栄という名の虚妄
罪人が笑う世の全てを燃やせ
赤く燃やせ
銭の物言いに決して屈さんと
最後の夜 乾いた宵
風が起こす大号令
いざ放て 四方から
花街を染め上げ
灰になれ 塵となれ
憎しみ 悲しみ
燃え上げ 舞い散れ
明く
焼き尽くせ
bottom of page