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たくぞうとてつばしゃ

啄三と鉄馬車

作曲 狐弐 歌詞 お優美

 

海の先には何一つ分からない街があり

見た事のない作りの顔の人々が暮らす

一日に何度も熱い茶をすする彼等は

想像もつかない速さの物体で街を渡る

 

黒い煙吐いて走る鉄の塊

線路の線をなぞる

 

やがて見慣れた風景との生活に戻り

他の何一つ手につかない日々を過ごしていた

なけなしの金を集め 友にも頭を下げ

あの時見た風景が今重なっている

 

前・後ろは良いか?

発車のベルを鳴らせ

汽笛が鳴ったらさあ進め

 

何より速く走れ

絶やす事なく石炭を燃やせ 蒸気を上げ続けろ

遮る物はないさ

浴びるはこの町で一番の風 あの時感じた匂い

 

少年の夢を繋ぐ様に

見てるか?あの時の少年

あの続き

 

線路は繋がった もうどこへでも行ける

回れ車輪 大きな音

町を横断して しゅぽぽぽぽぽぽ

馬鹿にした奴等の飛び出した目の玉が見える

間違ってはなかったんだ

あの日大きく鳴った胸の鼓動

 

しゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅ

しゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅ

しゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅ

しゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅぽしゅ

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