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​はなきびひめ

花黍姫

作曲 狐弐 歌詞 お優美

亜寡町へゆこう 馬走らせゆこう

花黍がとおる 右も左も大騒動

 

海に山に田に畑 この村は退屈

波の音に紛れて もう抜け出したい

魚に野菜 卵にお米 嫌いじゃないけど

飽き飽きしちゃう だってそこには刺激がいっぱい!

いっぱいなのよ嗚呼

 

煌めく灯り 洒落た人々 夢みたいな町

華やかに並べられた 甘い南蛮菓子

胸を躍らす舶来品 あれもこれも素敵 

きっとこの町で 素敵な恋もしちゃったりなんかしたりして

 

加寿底良に金平糖 ビスカウトにカルメイラ

嗚呼 何と言う胸の高鳴り

甘く輝く そう、それはまるで宝物(ほうもつ)じゃ

あの町は 四角い巨大な宝の箱じゃ

 

嗚呼 村には何もない

毎日毎日同じよ

嗚呼 これはまさに恋

食べとうて 食べとうて 震える

 

花黍がとおる いざゆけ亜寡町

甘くて愉快な 菓子が呼んでおる

 

亜寡町へゆこう 亜寡町へゆこう

世にも鮮やかな 町がわしを呼んでおる

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